REPORT

【スタッフレポート】大槻 辰也vl.27 「仙台湾のバチコンアジング」

皆さん、こんにちは!フィールドスタッフの大槻です。連投になります!

 

昨今アジングブームに沸く東北太平洋側ですが、以前から仙台湾の沖釣りではギガ・テラアジクラスの大アジが釣れていました。

 

アジビシやライトジギングなどでは釣れていましたが、沿岸沿いに寄って来る事が稀で、来ても数日から数週間で沖へ帰ってしまっていました。

 

しかし、近年の海水温上昇のせいか宮城県沿岸部にも数年前から、居着く様になり

メバル・ソイ類だけだった宮城のライトゲーム界隈に、アジが加わった事で燃え上っています。

 

アジングブームのお陰か、バチコン船も増加中で、

牡鹿半島周りだけだったバチコンが出来る遊漁船が、仙台湾にも増えて来ました。

 

仙台湾のバチコンは、アベレージがよく、小さくても尺アジ、一釣行でギガアジが数匹、あわよくばテラアジもとなかなかの好漁場です!

 

写真1

 

アジビシに同船してバチコンをするデイバチコンが主流で、水深が30〜40m、潮が早い時もあるのでシンカーは、20〜35号を使用します。

 

仙台湾は、湾口部約68kmと開口部が広く潮の早い時も多いので、船を立て直す為にちょこちょこ動きます。

そのため、ゼロテンなどのシンカーをボトムに置いて誘う系のアクションをし続けるのが難しく、数回誘ったら中層の釣りになります。

 

なので、仙台湾で使うバチコンロッドには、繊細なティップ、100g前後のオモリ負荷でも誘いやすいベリー、テラアジもいなして獲れるバッドパワーが必要です!

 

そこで、大槻が使用しているのは、アクシアトラックのバチコンモデル スピニングのATVS-69UL/L-SとベイトのATVC-69L-S

 

スピニングがMAX30号、ベイトがMAX35号とシンカーウエイト的にも丁度よく、使い分けとしては、スピニングモデルは20〜25号をメインに小技を使いたい時や、食いが渋い時に使います。

ベイトモデルは25〜35号をメインに、潮が早く重い時やテンポ良く釣りたい時に使用します。

 

 

両モデルとも、ラインを通さずに曲げると良く曲がるロッドなので、東京湾用でしょ?テラアジ居る所じゃ非力じゃない?といった意見も聞きますが、シイラなどの回遊魚や青物もよく掛かる仙台湾で、問題なく釣りが出来ているので、こいつは非力と言えるのだろうか?と思っています。

 

全体的に綺麗に曲がるからこそ、ソリッドティップに曲がり代が残り、アワセやすく、魚を掛けてから、バッドまで曲がるからこそ、サスペンション性と復元力が生まれて、小アジから青物まで逃さずにキャッチ出来る。

アクシアトラックは、バチコンロッドとして理想的なテーパーデザインだと思っています。

 

よくバチコンの代用ロッドとして上げられる、イカメタルや、タイラバ、一つテンヤのロッドも所有してますが、やはり重きを置いているところが違うので、バチコン自体は出来ても釣りのしやすさという点では、専用ロッドに勝てません。

 

専用ロッドにステップアップしたい、どうせ始めるなら専用ロッドが欲しい!というかたは、アクシアトラックのバチコンモデルをご一考ください。

 

ワームは、2.5インチ前後のバチコンワームを使いますが、ハイアピールなカタナギカーリー2.5も効きます!

 

 

魚を寄せ過ぎて、フォール中からガンガン当たって来るので、変なとこに掛かるのがたまにキズですが、アクシアトラックで使えばバラシも最小限に抑えられるので、いいコンビになっています。

 

特に、UVシュリンプが強力で、UV発光とカーリーテールでアジを引き寄せてくれるので、ファーストフォールで2匹連続、着ドンで2匹連続と4投連続ギガアジを連れて来て、大槻のテニス肘を痛めつけるなど、ロックフィッシュだけではなく、バチコンにおいてもなかなかなポテンシャルを秘めたワームです!

 

潮が変わってしまったので、例年通りに釣れ続けるのかは分かりませんが、最高に脂の乗った仙台湾のアジを、アクシアトラックとカタナギカーリーで狙ってみてはいかがでしょうか!

 

ちなみに、アジフライにスイートチリソースをかけるのがお気に入りです!