REPORT

【ニンベン修行記】vol.6 モーニングゲーム

スタッフの仲村です。
大型台風の後に駆け足で秋がやってきました。東京湾は遅れ気味だったシーズン進行が一気に進んでいるように感じますが、皆様のホームではいかがでしょうか。

さて、秋のハイシーズンで私の大好きなパターンをご紹介します

その名も「モーニングゲーム」

この時期、シーバスは産卵に向けて活発にエサを追うのですが、潮の関係もあり夜中の釣りがメインになります。しかし今回ご紹介するのは「モーニングゲーム」

なぜ朝なのか?それには3つの理由があります。

1.シーバスの居場所を限定しやすい。
2.シーバスの活性が残っている。
3.全て見えるから楽しい!

まずは「1.シーバスの居場所を限定しやすい」について解説です。
シーバス達は明るくなると日光を嫌いシェード(日陰)に集まります。外敵から身を隠すためなのか、ベイトを捕食しやすいよう潜んでいるのか、シーバスに聞いてみないとわかりませんがシェードに身を潜めます。

なのでポイント選定は簡単。夜に釣れるポイントの近くで下記のような場所を探せばOKです!

・橋のシェード
橋は低ければ低い方が影が濃くなり有望です。橋脚が作るシェードは流れの変化とセットになるので◎。

護岸や足場が作るシェード
朝は太陽が低く、影がななめにできます。橋が無くても足場や護岸が幅の広いシェードを形成します。また護岸がえぐれている場所も有望です。時間の経過と共にシェードが小さくなっていくので時間との勝負もあります。

・桟橋や係留船などのシェード
言わずもがな浮きモノの下はシーバスの隠れ家です。船やロープに引っ掛けないよう注意しましょう。

補足として、シェードが沢山ある場所よりも、シーバスの隠れ場所が少ない場所にポツンとあるシェードの方がシーバスの密度が濃い事が多いです。また雨後で濁っている時や曇りの日はシェードの効果が薄れるためシーバスが集中しない事があります。

お次は「2.シーバスの活性が残っている」について
夜間エサを追っていたシーバス達は日光を嫌いシェードに隠れますが、活性は残っています。朝夕はベイトが動く時間というのも関係していそうですが、朝マズ メの残りですかね?これもシーバスに聞いてみないとわかりません。経験則ですが、時間の経過と共にルアーへの反応は悪くなっていくと感じています。

最後の「3.全て見えるから楽しい!」は言葉の通りです!
シェードから飛び出してきて口を開けるバイトシーンも銀鱗弾けるファイトシーンも全部見えます!楽しくないワケがありません!

ルアーはキビキビ泳いでトゥイッチやジャークでダートしやすいものがオススメ。私はラッキークラフト社のビーフリーズ78を愛用しています。8月に発売されたエクリプスコラボのビーフリーズ・アサルトカスタムはリングとフックが強化されているのでストラクチャー際でヒットしても強引に引きはがせるし、抜き上げもし易いのでスピーディなランディングが可能ですよ♪

シェードに潜むシーバスの前にルアーを通しダートさせると・・・魅惑のモンドリバイトが炸裂です!

コツは最初の数投はシェードの境目より1mほど明るい方にルアーを通す事です。活性が高ければシーバスは明るい方に飛び出してきてきます。その後にシェードを探るとベターです。最初からシェードを直撃すると1本で場荒れしてしまうのでご注意を。

トゥイッチを多用するためハリのある取り回しの良いロッドが使いやすいです。
スピードハウンド85MLや810MMLはバットパワーとベリーのハリがあり、グリップが短いのでトゥイッチしやすいのでオススメです!

20131028nakamura2 20131028nakamura1

バイトからランディングまで視覚で楽しめるモーニングゲーム
オススメです♪