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[テスターレポート]丸山政寅Vol.24 梅雨の砂マルゲーム

石川の丸山です。
梅雨から夏本番に向けて、北陸地方の沿岸部にはカタクチイワシが接岸してきます。自分が住んでいる石川県加賀地方の沖合にもカタクチイワシの情報が入ってきました。

春のベイトが居なくなった沿岸部に夏のベイトが入って来ると、シーバスの捕食スイッチが一気に入る要因に繋がります。しかし、カタクチイワシが集結しているポイントが分からなかったり、自分の釣行日程と合わない時が多いのも事実。

そんな状況でも沿岸部のシーバスゲームを楽しめるポイントがサーフエリアです。

特に加賀地方の海岸線には消波ブロックが連なっています。その周辺には崩れたブロックや、離岸流によって削られたカケアガリが形成されています。また、消波ブロックには海藻が生育しているため、様々な魚がその周辺に身を隠す事ができるポイントとなるのです。

シーバスにとっても消波ブロックと海藻が作り出すエリアはベイトを探す回遊ルートとなります。特に日没後はシーバスの警戒心が緩み、活動的に捕食します。
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狙うポイントは、沈んだ消波ブロックの周辺をメインに、カケアガリ付近にできる離岸流などの流れの変化を感じられるポイントを重点的に攻めます。

その際に活躍するのが『アストレイア99F-SSR』です。
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キャスト性、飛距離はもちろんですが、一番のポイントは絶妙なレンジ(20~60㎝)。シャローランナーより皮一枚下のレンジでアピールできるのがグッドなんです!ブロックの影に身を潜めるシーバスにルアーを見せるのに、少し潜るSSRのレンジがベストマッチします。またシャローランナーより波への耐性が強いので、少し荒れてきた状態で使えるのも嬉しいです。

今回紹介しているサーフの消波ブロック帯のポイントの攻め方は、「キャストしてタダ巻きするだけ」です。あとはルアーのアクションがヒットに繋げてくれます。反応が無くなった時はロッドを下げて潜行レンジを変えたりすると、急に連発♪なんて事もあるので試してみてください。
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是非、皆さんも夜のサーフエリアで『アストレイア99F-SSR』を投入してみてください(#^.^#)

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