REPORT

[テスターレポート]川上靖雄Vol.16 イナッコボイルでランドラゴ90F

ECLIPSEレポートをご覧の皆さま
千葉県在住の川上靖雄です。

9月中旬になり、日中の気温も落ち着きようやく秋の気配を感じるようになりました。
丁度この時期は、昼の潮と夜の潮の入れ替わるタイミングでもあります。潮の動きが大きくなる夜潮に変われば、いよいよ秋のハイシーズン開幕ではないでしょうか♪

そんな開幕直前の河川で、NOVAブランドのランドラゴ90Fを使い良型のシーバスをキャッチする事が出来ましたのでご報告します。

20160916kawakami01

ランドラゴは河川に特化したルアーとの事で今回はリバーゲームを選択しました。
関東のシーバスでリバーゲームのメインベイトと言えば、ボラの稚魚イナッコになりますが、この時期の恒例行事のパターンでイナッコボイルがあります。河川などの汽水域のナイトゲームで、橋脚などの常夜灯の明暗部や流れの変化にイナッコが溜まり、そのイナッコにシーバスがボイルするといった感じです。

イナッコボイル、一度は経験した事のある方ならイメージできると思いますが、なかなか喰わす事が難しい難攻不落なパターンです。
このパターンはタイミングを合わすことが特に重要で、それを合わせる事が出来なければシーバスにルアーを見切られてしまい、一切バイトを得ることが出来ません。そして意外に時合いは短く、限られた時間の中でそのタイミングをどの様に合わせれるかで釣果に大きな差が出ます。

タイミングを合わせるといっても、時間帯や潮位差、流れの上げ下げなど自然的なものやアプローチするルアーのサイズやアクションまたレンジなど様々あります。この日は不定期にボイルしている様な状況でしたので、よりナチュラルにルアーをシーバスにアプローチしてやる事を意識してランドラゴ90Fを使用しました。アップクロスにキャストし、河川の流れに同調させながら、レンジは30~50センチを刻むイメージでバイトを取りました。

今回のように、ナチュラルに使用した方が吉の日もあれば、逆に派手なアクションでリアクション的に使用した方が良い日もあったりと様々なですが、ルアーローテーションの一つとしてランドラゴ90Fを使ってもらえれば、難攻不落なイナッコボイルが攻略できると思います。
この秋のハイシーズンでイナッコボイルに遭遇したら試してみてください♪

20160916kawakami02

ヒットルアー
NOVA ランドラゴ90F (クリア鮎)