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[テスターレポート]金子具幸vol.7 クロダイゲームに新兵器

皆さんこんにちは。
梅雨の時期なってきましたね~。
梅雨になるとクロダイが安定して河川に入ってきて(シーバスもですが・・・)クロダイゲームが始まります。

今回訪れたのは河川の流心が対岸にあるポイント。
流芯からシャローにかけてのカケアガリにクロダイが溜まるポイントです。
カケアガリにちょっとしたストラクチャーがあると更に良い感じです。

先発は『キールバイブ75
水深とブレイクの角度をチェックしてみると・・・水深はまぁまぁ深く、チャンネル(流芯の深い部分)の幅が狭い。立ち位置を変えてチャンネル内を長くルアーを通したいのですが、少しボトムに噛み過ぎてるような違和感。

ロッドを立てて早巻きしても良いのですが…いい機会なので新兵器『キールバイブ62』のサンライズチャートを投入!!

62mmとは思えない飛距離に驚きながらも、使用感を確認してリトリーブスピードとロッド角度を調整。チャンネル内を長く通せるようになってき始めると早速バイト!!

重みが乗るまでアワせずリトリーブを続けていると3回目のバイトでルアーがテーリング(爆)

数投後、連続するバイトからしっかり重みが伝わってきたのでスイープにフッキングするとヒット!ファイトを楽しみながらランディング
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今期初のクロダイゲーム1匹目から年無しクラス!これはうれしいですね!

自分流の河川のクロダイのバイブレーションゲームの攻め方を少しご紹介します。

クロダイは海水の影響を受ける汽水域を好むようで、河川にも入り込みます。そしてカニやシャコ、エビ、ハゼなど底生生物を好むのでボトム付近や障害物周りでのヒットが多くなります。しかし、障害物が少ない場所ではボトムが狙い目になるのでバイブレーションがメインになります。

そして狙うのはボトムに変化のある場所です。
先ほども書いたように深みとシャローをつなぐカケアガリが代表的なポイントになります。だらだらと深くなるより、急に深くなるような「角度が急なカケアガリ」の方が実績があるので参考にしてみてください。

キャストしたらボトムを取ってカケアガリを長く通せるようにリトリーブするのですが・・・ルアーがボトムから離れすぎるとバイトが出なくなります。かといって、ボトムに当たり過ぎたりズル引きをしてもバイトは減ってしまいます。ここが難しいのですが「ほど良くボトムを小突く」が理想です。

バイトはガツガツ!など明確な事が多いです。
重要なのは「即アワセ厳禁!」です。

クロダイはシーバスと違って硬い歯が並んでいます。
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即アワセをしてしまうとフックの先がこの硬い歯に当たってしまい針先が丸まってしまったり、フック自体を噛みつぶされたりしてしまいます。

ガツガツ来てもアワセずにリトリーブを続けていると、クロダイが反転して重さが乗ります。ここでスイープに合わせると口の付け根の閂(かんぬき)や唇にフッキングしやすくなります。「アワセは重さが乗ってから」が重要です!
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ロッドですが、根掛かりが荒い場所ではスピードハウンド810MMLテストロッサ96MMLなど、ハリのあるティップのロッドが根掛かりを回避しやすく、掛けた魚を障害物から離しやすいのでオススメです。

 

 

さて、少し場を休めてキールバイブ62の紫銀にカラーチェンジ。

ボトムを小突いた直後にガツガツとバイト!慌てず重みがかかるまでリトリーブを続けるとギューンと重みが乗り、2尾目をキャッチできました。
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キールバイブ62はコンパクトなサイズなのにメチャクチャ飛びます。
そしてキールバイブ75よりシャローを引きやすいです。

深めを攻める時や流れが速い時は『キールバイブ75』、シャローや流れが緩めの時は『キールバイブ62』と使い分けをすれば、これからのクロダイゲームが楽しくなって行きますね♪
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