今月発売になるキールバイブ62
テスター前田氏が釣りビジョンのギアステーションで説明してくれましたが、今回はその12色のカラーラインナップを解説させて頂きます。
【都市型河川】海、河口、河川と多くのシチュエーションに生息する最も身近なベイトフィッシュ「ボラ」を模した都市河川&河口の王道カラー。62mmという「食べごろ」のサイズ感とレンズホロでイナっ子を忠実に再現。ベリーのグローを光らせれば、大量のベイトの中や濁りの中でもルアーの存在をアピールしてくれる。都市型河川では絶対持っておきたいカラー。
【マズメ、曇り】濁りやマズメ時に根強い人気のアカキンの進化カラー。背中と腹部のゴーストレッドが光を透過するため見切られにくく、サイドのホロのフラッシングと透過光が交互に明滅してアピール。マズメ以外でも明暗が絡むポイントで貴重なワンバイトを引き出す実力派カラー。クロダイやキビレにも効果の高いカラーだ。
【澄潮、デイゲーム、河川】サバやカタクチイワシの背中など、緑がかっているベイトは意外に多い。そして緑はリバーゲームの隠れたヒットカラーでもある。水に馴染み、ほど良いフラッシングを発生させる万能なナチュラルカラー。澄潮、マイクロベイト、水が澄んだリバーゲーム・・・ショートバイトすら出にくいシビアな状況で助けてくれるカラーだ。
【オールマイティー】広範囲に光を乱反射するうろこ状のレンズホロをベースに、薄めのブルーバックとあたかも充血したかのようなピンクヘッドをあしらったイワシカラー。ピンクヘッドは視認性を高めるとともに、バイトマーカーの役割をも果たし、深いフッキングの手助けとなります。釣女まぁぼう考案の、シチュエーションを問わずに投げられるオールマイティーカラー。
【ナイトゲーム】ランカーハンター井上氏をして「パイロットカラーであり、日中晴天以外であればどんな状況でも釣れてくれる」と言わしめるスペシャルカラー。膨張色の白をベースに見切られにくいキャンディパターンと広範囲に反射するレンズホロ、そしてグローベリーのアピール。過去に多くのドラマを作ってきた高実績の人気カラー。
【濁り】膨張色のパールのアピールを活かしつつ、テールに掛けてクリアになっていくミラージュパターンとクリアマグマの生命感で追尾してきたターゲットに見切らせない。さらにベリーにほんのりグローを配置する手の込んだチャートパールの進化系。街灯の少ない真っ暗な河川や漁港でも使って欲しいカラーです。
【河川、濁り】福井のエキスパート岡崎氏考案カラー。ただのチャートクリアに見えるがボディのサイドは無色のクリアになっている。そのためルアーアクションに伴いチャートと透明の二色の透過光が明滅します。クリアマグマホロの微妙なフラッシングと相まって、存在感はありつつも見切らせないワザありカラー。またリバーゲームでの「ほど良いアピール」も高実績で見逃せない。
【河川、濁り、サーフ】赤金の紅蓮イワシとゴールドチャートを足して2で割ったカラー。チャートの激しいアピールと、テール部のゴーストレッドが見切らせない高度な複合カラー。シーバスなら河川や汽水域など淡水が絡むエリアで驚異的な実績を残し、ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュにも特効カラーとして知られるエクリプスを代表するカラー。
【オールマイティー】エクリプスの定番カラーでは初となるハーフミラーを採用。メッキホロのような反射光でターゲットにアピールし、ルアーの後方や下に追尾してきたターゲットがルアーを見上げるとハーフミラーの効果で透過光がチラつく独特のカラー。デイゲームや常夜灯、橋脚の明暗など光が絡む場所で威力を発揮する。東京湾奥のエキスパート前田氏考案のカラー。
【オールマイティー】昨今の新定番のギーゴカラーをエクリプスの人気カラーであるデイライトフラッシュをベースに実現。ギラギラしたフラッシングと背中と腹のクリアによる透過光の明滅が活性が下がったターゲットに反射的に口を使わせます。またマズメや濁りなどの光量が少ない状況でもオレンジのギーゴがアピールするので昼夜を問わず使える。
【マズメ、濁り】銀に反応しないけど金には反応する…そんな状況を体験したアングラーも多いだろう。シャインゴールドは蒸着メッキを使用したゴールドカラーの背中に黒の網掛けを配したナチュラル系ゴールドカラー。派手なカラーが多いゴールド系において、ナチュラルで使いやすいゴールドは意外に少ない。一人勝ちを狙える最先端の黒金カラー。
【濁り、甲殻類】シルエットがハッキリ出るブラックをベースに、テールにかけてクリアになっていくミラージュパターンを採用。ブラックのアピール+クリアマグマホロの生命感に加え、オレンジギーゴがスパイスのようにアクセントになる複合カラー。他のカラーが沈黙する時の切り札として、クロダイ・キビレ等のブリームゲームで甲殻類パターンへの対応としても使いたい。