静岡の大石です。
梅雨に入り遠州サーフも海が落ち着いてる日は各地でフラットフィッシュの釣果が聞こえてきます。
さてそんなサーフでの釣りですが、自分はどんどん移動してなるべく広範囲を探るいわゆるランガンスタイルです。
特にサーフでヒラメを狙う時は、混みあって移動出来ない状況やベイトが溜まってて魚がいる確率が高い場合を除いて、同じ所に同じルアーを5回以上投げる事はありません。同じルアーを3~5回投げたら移動するか、投げる方向を変えるもしくはルアーを変えています。
そんな色々とローテーションしている自分ですが、だいたい3つの考えを軸にあれこれ考えながら、その日その場所のパターンを探しています。
ルアーを変えたら一発でヒット!
なんて経験はありませんか?
そんな感動を探す方法のレポートです。
◆ローテーションその1
異なる性質のルアーに交換する。つまりルアーローテーションです。
例えばアストレイア127Fハイビート → アストレイア127F SSR → キールバイブ75 の様にレンジやアクション、シルエット等全く違うルアーに変える事で、レンジにシビアな魚や決まったベイトを偏食している魚にアピールします。今まで投げ倒していた場所なのに一発で食ってくるなんて経験が沢山あります。
◆ローテーションその2
同じルアーでカラーを変える。カラーローテーションです。
例えばキールバイブ75のサンライズチャート → ブルピンイワシ → デイライトフラッシュとローテーションしていくと、天気や時間帯、水の色でルアーの色の見え方が変わってきます。またホロのフラッシングもアピール度合を変えてくれます。同じルアーを使ってるのに色だけ変えるとすぐに魚が口を使ってきたり、ショートバイトが深いバイトになったり、自分だけ釣れたり逆に自分だけ釣れなかったり…
◆ローテーションその3
もう一つはルアーを変える前にリトリーブ速度を変える。スピードのローテーションとでもいうのでしょうか?
アストレイア127Fハイビートは、速巻きだと強いウォブリングになりますし、スローで巻くとユラユラと違うアクションになります。アストレイアのSSRも速巻きだとウォブンロールでアピールしますが、スローリトリーブだとロールが強くなります。リトリーブ速度を変える事で、同じルアーでもレンジ、アクション、フラッシングなどが変化し、違うアピールをしてくれます。
色々書きましたが、簡単に説明すると
答えを出すのは魚です
凝り固まらずに色々試してみると結果が出やすい
という事です。
つい先日も、近場はミノーで攻めきったのでジグにローレーションしました。
広範囲に探るとアジが連発!
本命はヒラメなので、ジグからキールバイブ75にチェンジ。
速巻きでリアクションバイトを狙い攻めましたが反応無し!
キールバイブ75のまま今度はスローリトリーブしてみました。
すると今まで反応が無かったのにすぐにヒット!
釣れたのは40cm弱のサバ。
周りでジグを投げてる人にはサバは釣れていませんでした。
その後も色々試しますが、キールバイブ75のスローリトリーブにするとサバがヒットしてきます。完全にパターンだったと思います。
ヒラメの釣果がなく残念でしたが、「青物は何を投げても食ってくる」という自分の固定概念を壊せた事と、レンジやアクション等で全く釣果が変わってくる事を実感する良い釣行となりました。
皆さんも凝り固まらず、どんどんローテーションしてみると色んな引き出しが出来るかもしれません。