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[プロスタッフレポート]前田泰久Vol.66 今週末から使えるローテーション

こんにちはプロスタッフの前田です。
いよいよ10月も後半。
全国的にもベストシーズン真っ盛りといったところでしょうか?

僕のホームの東京湾奥も秋のベストシーズンに突入しています。
この時期に数、サイズ共にを狙いたいなら絶対に河川がオススメ。

ニンベンさんのレポートと一部重複しますが、今回はこの週末から実践出来る「ランドラゴ90Fを軸にした河川オススメローテーションを紹介したいと思います。

 

ランドラゴ90Fはその少しファットなシルエットはイナッコがベイトの時は非常に反応が良く、アクションも控えめなのでアングラーの立ち並ぶ激戦区では必携のアイテムです。

ただ相手は魚。毎回セオリー通りにいくとは限らないのが釣りの難しさでもあり面白さだと思います。そこで必要になってくるのがルアーローテーション

ルアーローテーションと一口で言っても、ルアーのサイズ(シルエット)、アクション、レンジ、カラーなどの要素があり、どこから手を付けるかで効果が大きく変わってきます。

 

レンジやサイズを大きく変えるのもひとつの手ですが、大きく変えて反応が無いと何が悪いのかを絞りづらくなり、ドツボにハマる可能性があります。僕の場合、まずは『レンジとボリュームを変えずアクションを変えてみる』ことからスタートしています。

「アクションが変わる=波動が変わる」ということなので、最初に使っていたルアーの波動を嫌っていた魚が、口を使ってくれる場面も増えてきます。これが「ルアーを変えて1投目で食った」なんてパターンの真相だと考えています。特にローテーション前に通していたコースで食った場合は、それまでルアーを見ていたのに食わなかったという可能性が非常に高いと思います。レンジやサイズを変えるのはそれからでも遅くはないと思いますよ。

 

さて、軸となるランドラゴ90Fのローテーションで僕が良く使うのがTKLM9/11のエクリプスチューン。このTKLMはランドラゴ90Fと似たような少しファットなシルエットでレンジもそこまで大きく変わりません。


それでいて、ランドラゴ90Fのローリングメインのアクションに対してTKLMは波動強めのウォブンロールとアクションが異なるので使い分けには最適なんです。

どちらもアップから流しても良し!クロスからダウンでしっかりと水を掴ませても良し!と非常に頼れます。ランドラゴ90Fはダウンクロスでもバタつかないのに比べ、TKLMはダウンクロスで水を掴むと良い意味でバタつくのも特徴のひとつです。さらにTKLMはタダ巻きに加え、キレのあるダートアクションも魅力です!トゥウィッチやジャークなどのロッドアクションを織り交ぜていくと、ランドラゴ90Fに反応しない魚を獲れるようになります♪

今回のローテーションは「どちらかのルアーで釣れていて反応が悪くなった時」や「更なる追加をする時」に使っても良い結果が出る事が多いので是非試してみてください!ちなみにTKLMエクリプスチューンは現在店頭在庫だけなので見掛けたら要チェックです!

 

今回はランドラゴ90Fを軸にしたTKLMのローテーションを紹介しましたが、軸となるルアーをバロール90やアストレイア99にするとまた少し違ったローテーションが出来ると思います。皆様もポイントや状況、タイミングに合った自分だけのローテーションを見つけてみてくださいね。