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[テスターレポート]前田泰久Vol.14 T.S.S.T.2014参戦記

こんにちは。
東京湾奥の前田です。

現在日本全国で様々なシーバスの大会が開かれていますね。
釣具店で開催されているようなフォトコンテストからSNS内で開催されているようなネット上のもの、会場に集まってから釣り場に行くものまで色々あります。

僕が毎年参加しているのがTOKYO CROSS ROAD主催のTOKYO SHORE SEABASS TOUNNAMENT。通称T.S.S.T.という大会。

会場に一度集まってから、スタートの合図で各自釣り場へ行き、帰着時間までにウエイインを済ませるのが一連の流れ。

この大会の大きな特徴なのは
・年間全4戦のワンナイトゲーム
・大会エリアは東京湾全域及び流入河川
・リミット本数3本
・バーブレスフック使用
というもの。

エリアが東京湾全域と広大な為、季節毎にコンディションの良い魚を魚を探し出さないと上位には入れないという、過酷だけど『魚を探す』というシーバス釣りの基本が詰まっている大会です。

ここ数年参戦しているのですが、今年も4戦全て出場し、全ての回でエクリプスブランドからリリースされているルアーが活躍をしてくれました。今回は大会のダイジェストを含めながら紹介したいと思います。

第1戦(2014年3月29日)
春に行われた初戦。
干潟が好調な時期でもあったですが、河川上流域も魚が確実に出せる感じだったので、エリアを絞るのにかなり悩みました。当日は小雨混じりの強風。干潟は立ちたい場所に立てない可能性を考え、河川上流域へ。

シャローフラットやブレイク沿いに回遊してくる魚を拾う釣りをするのに不可欠なのは飛距離の出るシャローミノー。サイズ、レンジ共にベストマッチしたアストレイア99F-SRが活躍し4位入賞となりました。

第2戦(2014年5月16日)
湾奥春の釣りといえばバチの釣り。
時期的にはピークを過ぎたあたりで数は出し易いけど、サイズが選べないのが難しいところ。

バチパターンの魚をリップレスシャローランナーで拾いリミットを揃えたのち、朝方のベイトパターンに移行したタイミングでサイズアップを狙っていく組み立て。

朝のベイトパターンで使用したのはエクリプスチューンのシーライド30g。岸壁ジギングでボールになっているハクの下にいる魚をリアクションで食わせて入れ替えに成功!
3位入賞することが出来ました。

第3戦(2014年7月12日)
厳しい夏のナイトゲーム。
朝方にサイズアップを狙う釣りをしたいので、夜中にリミットを揃えられるかどうかが勝負の分かれ目。

夜光虫が酷く小型リップレスミノーだと見切られてしまう為、ビーフリーズ78Sアサルトカスタムで壁の中層を丁寧に撃っていく作戦に。狙い通りリミットの3本をキャッチ。朝パターンでもきっちり入れ替えに成功し3位入賞となりました。

第4戦(2014年10月25日)
秋のハイシーズン。
どこも先攻者に叩かれ、1級ポイントには入れないと思い、プラクティスでは2級、3級ポイントのチェックをするも思うように結果が出せず…。

当日ベタ凪だったのもあり、ぶっつけ本番で干潟に入ることに。
さすがに広い干潟も先攻者が多く苦戦を強いられましたが、干潟で強いカラーをラインナップしたアストレイア99F-SRオータムセレクションでグッドサイズをキャッチ。
苦手な季節ではありましたが、リミットをきっちり揃えて3位入賞することが出来ました。

シリーズ戦の全4戦を闘い、全ての回で上位に食い込む事が出来たおかげで、『2014年度年間チャンピオン』という栄誉ある賞を頂くことができました。

これもタックルをサポートをしてくれたエクリプスはもちろん、応援してくれた方々、快く釣りに送り出してくれている家族があって頂く事が出来た賞だと思っています。

また来年も機会があれば参戦予定です。

皆さんも大会という普段の釣りとは違った雰囲気の中で釣りをしてみると、また少し違った角度から釣りが楽しめると思いますよ。