REPORT

【プロスタッフレポート】 前田 泰久 vol.94 『動画撮影の裏側』

こんにちは、プロスタッフの前田です。

2023年が始まりましたね。

 

一昨年もそうでしたがコノシロ湾奥に残っていた影響で、シーバスも結構な群れが残っていてくれて例年より遅くまで楽しめた感じがしましたね。

 

さてここ数年秋のパターンとして完全に定着したコノシロパターン

デカイ魚が釣れるイメージのあるパターンなので湾奥のみならず全国のアングラーが楽しみにしているパターンのひとつなのではないでしょうか?

 

そんなコノシロパターンでの動画が先月公開されました。

秋の醍醐味ともいえる『サイズを狙いにいく釣り』で狙い通りランカ―をキャッチしています。

決してイージーではなかった状況でどのようにアジャストしていったのか?

その過程や考え方も説明していますので是非視聴してみてくださいね。

 

 

さて今回はこの動画を撮るにあたりどんな感じで魚探しをしたのかのお話です。

 

撮影に向けての魚探しは撮影日より約2週間位前から。

2週間前なのは潮位タイミングを撮影当日に合わせやすいからです。

そこからベイト魚の入り具合、釣り場の混雑具合を見ながら撮影当日を予想して組み立てていきます。

 

今回はという事もあり魚を獲るというだけならさほどハードルは高くない場合もありますが、の動画でレギュラーサイズで終わるのは避けたいところ。

それなりのサイズかつコンディションの良い魚を獲る』を個人的なお題とした為、サイズの出しやすいコノシロパターンを軸に魚探しをスタート。

 

季節柄魚は広範囲には居るものの、サイズの見込めるはずの河川が不安定な状況。

日によってコノシロからイナッコに変わったり群れのサイズがガラッと変わったりといった様子。

魚は居るので釣れるは釣れるけど『秋っぽいコンディションの魚』お題クリアは微妙な状況のなか、比較的港湾部は安定してコノシロイワシが回っている感じで、回遊に当たれば魚は安定して出せる状況だった事から港湾部をロケエリアに選択した感じです。

動画ロケ雑誌取材は撮影当日のコンディションを把握しアジャストさせるのが最優先になりますが、実はそこに至るまでのトライ&エラーが経験値を上げていく大事な過程だと思っています。

 

是非皆さんも色々試したり考えながら今年一年釣りを楽しんでみては如何でしょうか?