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【スタッフレポート】 大槻 辰也 vol.7 「真夏のパンチングマゴチゲーム!!」

冷水が入って全然今年は釣れないよと言っていたのも束の間で、梅雨入りしたと思ったら速攻で梅雨明け宣言!

 

宮城県連日真夏日猛暑の夏に突入です!

 

暑くなって来ると初夏のロックフィッシュと同時期に始まる宮城県の定番ルアーフィッシング

 

マゴチヒラメをターゲットとしたフラットフィッシュゲーム

私がよくマゴチを狙って遊んでいた10数年前は、堤防からジグヘッドダウンショットキャロライナリグなどでシャッドテールクロー系ワームをずる引きかストップ&ゴーで釣るのがポピュラーなやり方で、タックルもブラックバスタックルロックタックルを流用、ベイトタックルでヘビーダウンショットを投げたり、スピニングでジグヘッドライトキャロを投げたりと今どきのフラットフィッシュゲームとは違いお手軽な釣りでした。

 

サーフに立つとキス釣りのおじさんから、なに釣りしてんだ?と聞かれていたフラットフィッシュが今や一大ムーブメントになっているのは驚きでいっぱいです。(笑

 

私が好んでマゴチを狙っていたのは、マゴチのガツガツと何度もロッドを叩く貪欲なバイトが面白いから!

 

なので、メタルジグプラグなどの一発で勝負が決まるものよりもワームでしっかりとバイトを取って掛けていくのが好きなのですが、昨今の彼らは釣られていたり、ルアーを見慣れていたりとスレていてショートバイトな事が多く面白さが半減

 

出来るだけ軽いリグライトなタックルでお手軽にというのが私のフラットフィッシュのモットーなので、フレッシュな魚を求めて遠征したり、遠くへ投げる為に重いリグを使うのはちょっと違う。

 

そこでお手軽にフラットフィッシュゲームが楽しめるのが遊漁船の午後便!

 

宮城では東京湾などとは違いマゴチテンヤなどで1日ガッチリ!マゴチ狙いという船はなく、昼過ぎから夕方まで夕方の数時間だけなどショートタイムが多いので船代も安く船釣り入門にも持ってこいなターゲットです。

 

ショアラインから500m前後のブレイクで釣りをするのですが、岸からルアーが届かない距離にこんなに魚が居たのか!とびっくりするぐらいバイトがありますよ!

 

水深5〜10mぐらいと浅めなので5〜14gぐらいのジグヘッドで十分に底が取れます。

 

アクションもロッドワークでズル引きリーリングで2〜3回巻いてストップなど簡単なものでOK、小難しく釣りたいならふわふわとミドストでやるのも面白い釣り方です。

 

魚だけではなくシャコなどの甲殻類を捕食している事も多いのでワームは、巻きでもズル引きでも使いやすいパンチングシュリンプ!

カラーは、ロックフラットは定番色が大体同じなのでレッドオレンジ、個人的に一番おすすめなウォーターメロン!

カラーローテーションをがんがんしたほうが沢山釣れますが、お手軽にといっているのにあれもこれもとなると違うのでとりあえずの2〜3色あればOKです。

 

ボートフラット砂地でやるので根掛りも滅多になく、当たりも激しく、釣りものとしても簡単に釣れる方なので釣り初心者船釣り初心者のヒトにもぴったりな釣りです。

 

マゴチだけではなくヒラメイシモチ時にはワタリガニなんかも釣れますので、夏の暑い日にはゆっくりと午後からボートフラットなんていかがでしょうか⁉

 

・タックル

ロッド:スピニング 77M(プロトモデル)

リール:スピニングリール 3000番

ライン:PE0.6号 + フロロリーダー2号

リグ:ジグヘッド 5~14g

ワーム:パンチングシュリンプ3.3