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【プロスタッフレポート】 前田 泰久 vol.88 『河川のクロダイゲーム開幕』

こんにちは、プロスタッフの前田です。

 

湾奥も例年通りバチ抜けが終息に向かい始めた頃から河川のデイゲームがスタートしましたよ。

 

今年はシーバス以上にクロダイが多く入って来ていて、連日多くのアングラーが狙いに来ています。

 

僕はクロダイゲームも好きなゲームのひとつなのでどちらかを専門に狙うというかは、タイミング状況を見ながらその時々で狙いやすいターゲットに対してアプローチして釣っています。

 

クロダイを狙うとなると『バイブをボトムにしっかりコンタクトさせていく』が正しいと思っている方がほとんどだと思いますが、実は超タフコンディションでない限りそこまでボトムコンタクトを意識しなくてもしっかり魚は釣れてくれるのです。

牡蛎瀬のエッジ周辺や手前のカケアガリ付近でダートヒラ打ちを意図的に入れてあげたり、少し張り出したストラクチャーに軽く当ててあげるなどのちょっとしたスキを演出してあげるだけでもバイト率は上がってくれます。

特にキールバイブ75の平打ちはフラッシングも強く意図的にバイトを誘発出来るので、ここで食わせたいという場面で活きる小技のひとつです。

ボトムの起伏が強く根掛かりが怖くて攻めあぐねていたエリアで試してみるとイイ結果が出ると思いますよ。

 

クロダイシーバスの合間や調子が今ひとつな状況でも、アングラーを楽しませてくれる可能性が高いターゲットです。

 

きっちり狙い方を覚えておけばノーフィッシュ率は格段に下がると思いますよ。