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[プロスタッフレポート]前田泰久Vol.45 増水時のランカーハンティング

こんにちは、プロスタッフの前田です。

週間予報を見ても雨マークの日が増えてきましたね。
この時期のお楽しみなのが河川増水を狙ったパターン。過去にも紹介した事はありますが、個人的にはランカーを高確率で当てる事が出来るパターンです。

今回は前日の夕方まで雨が降っていて、水位は普段より30cm程高く流速は2割増し位。水量は増えていましたが濁り具合はそれほどでもありませんでした。

 

増水と流速が加速しているのもあり、普段魚の定位しやすいピンスポットでは全く反応無し。

ポイントを変えるか?と、かなり悩んでいた時に思い出したのが「シャローの増水したスポットを狙う釣り」。

 

普段はシャローなのと、そこまで流れが速く無い場所なので攻略が難しい場所なのですが、今回は増水+流速アップで勝負が出来そうだったんです。

パワースライト85ハイビートをロッドを立て気味にして流れに乗せてカキ瀬の下流に出来るヨレへと流しこむようにリトリーブしてくると強烈なバイト。

 

ヒット直後から重厚感溢れる直線的な走りに、コイかレンギョだと思いグイグイ寄せてくると銀色の魚体が見えて正直焦りました(笑)

なんとかキャッチできたのは95cmのスーパーモンスター。

20170709maeda01

普段通い慣れたエリアでも状況が変わる事で、魚の着き場も大きく変わってきます。増水や濁りなどの特殊な状況化は、今まで攻められなかったポイントが撃てるようになったり、大した事無かった場所が超一級ポイントに変わったりと普段と違う状況を見る事が出来るチャンスでもあります。

 

普段の釣りが通用しない場合もありますが、そんなの時こそ色々試してみるとイイ事が起こるかもしれませんよ。

 

最後にゲリラ豪雨や大雨の後は上流の堰や水門を解放する場合があります。急な増水等も考えられますので、釣行の際はいつも以上に気をつけてくださいね。

20170709maeda02

Rod:REXEATER Testrossa96MML
Line:VARIANT PE1.5
Lure:PowerSlight85Hibeat