REPORT

【ニンベン修行記】Vol.48 宮城磯マル取材番外編①

ニンベン仲村です。
16日に発売されたソルティ8月号はご覧いただいたでしょうか?
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テスター佐藤俊介さんが表紙を飾り、記事でも磯マルの藻場ゲームを詳細に紹介しています!

藻場ゲームに関しては当レポートでも何度も紹介してくれていますが、イラストを交え攻略法やファイトが分かりやすく紹介されていますので是非ご覧ください!

 

さて、そんな宮城の磯マル取材ですが、撮れ高がありすぎて雑誌に掲載できなかったり、詳細の解説を出来ていない魚も居ます。今回はその一部をご紹介します。

 

藻場ゲームとは磯のワンドに群生する藻に潜むシーバスを狙うゲームです。
佐藤さんのレポートにもある通り、潮位が重要になってきます。

理由は単純!潮位が下がると、水面と藻の距離が小さくなりルアーを通しにくくなるからです。

取材当日は満潮が午前3時半、干潮が午前10時半の潮周り。
佐藤さんの狙い通り、潮位が高い朝マズメに誌面を飾った良型のシーバスをキャッチ。
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しかし9時を過ぎる頃には潮位は下がりきり、海面と藻の距離は20cmほどに

こうなってしまうとシャローを引きやすいアストレイア127Fハイビートでも1キャスト1藻の状況に…

もっとシャローを引けるルアーはないか?

まずはバロール90をキャスト。

ミディアムから早めのリトリーブで表層を探りますが反応はありません。

アピールが弱いか?

 

ボックスを開くと、強烈な銀のフラッシングが目に飛び込んできました

#126超フルメッキ

ランドラゴ120F #126超フルメッキ

 

コレでしょ!!

早速キャストしてみると・・・
藻を拾わずにスーパーシャローをギラギラと強烈なフラッシングで泳いできます!

コレはイケるかも?と藻の上を縦横無尽に引き始めた3投目

藻から黒い影が出てきてガツン!と衝撃が走る

「してやったり!」的な顔でニヤニヤしながら、藻に潜られないようにフルドラグで魚をリフトする

ん?

・・・黒いぞ?

水面を滑ってきたのは40cmを超える良型のアイナメ
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足元はこんな藻だらけの状況です(笑)

本命ではなかったけど、ルアーの特性を活かして釣れたので非常に嬉しい一尾になりました。

 

ランドラゴ120Fは河川中上流のシーバス釣りに特化し、淡水で最大30cmほどのレンジ設定になっています。そんなランドラゴ120Fを海水で使用するとレンジが上がります。

つまり海水ではスーパシャローランナーになるんです!

リバーゲームに特化して開発されたランドラゴですが、その特性を活かせば河川以外でもオンリーワンの働きをしてくれます。

皆様も固定概念に囚われず、ルアーの特性を活かして楽しい釣りをしてみてください!

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つづく!

Rod:VARIANT REXEATER107MM
Line:VARIANT PE1.5
Lure:LANDRAGO120F