こんにちは!スタッフのニンベン仲村です!
テスター前田さん監修のバロール90が発売されました!
釣りビジョンの番組「ギアコレクション」で前田さんがバロール90とキールバイブ62の説明していましたがご覧いただけましたでしょうか?見逃した方は下記からご覧いただけるのでチェックしてみてください♪
今回は来月に発売を控えたキールバイブ62のコンセプトと特徴の説明です
コンセプトは「小さくて飛ぶ」。
小型ルアーのメリットは大きく下記の二つが挙げられると思います
●マイクロベイトパターン
春から初夏にかけて、稚鮎やハクなどベイトが小さい状況ってありますよね?完全にルアーサイズを合わせられるわけではありませんが、東京湾ではルアーのシルエットやボリュームを小さくする事で、得られるバイトが増える状況は多いです。
●スレ対策
先行者が叩いたあと、自分で数本釣ったあと・・・魚は居るけど口を使いにくくなっている状態でもルアーのサイズダウンはとても有効な一手です。
今度は小さいルアーのデメリットにも目を向けてみます。
●飛距離が出にくい
小さいルアーは軽いものが多く、飛距離が出にくいのは事実。そしてウエイトを詰め込みすぎるとアクションの調整が難しくなるなどの弊害も出てきます。いくら口を使わせやすいとは言え、魚に届かなければ話になりません。
●フックの不安
ボディが小さいので装備できるフックサイズは限られてきます。小型フックはメリットもありますが、やはり強度は下がります。そのためドラグやレバーブレーキなどでのフォローが必要になるので、障害物が多い場所などは攻めにくくなります。
「小型ルアーのメリットをそのままにデメリットを改善できたら・・・」
と言う流れで開発がスタートしたのがキールバイブ62。
●飛距離
先ほどの動画で、テスター前田さんも説明していますが「ぶっ飛び」です。その理由は大きく3つです。
1.ワンサイズ上の重量
キールバイブ62は62mmのボディに15.5g(フック込)という70mmサイズの重量です。小さくて重いものが飛ぶのはイメージしやすいですよね。ただ先ほどのデメリットにも書きましたがアクションの調整は非常に難航しました。
2.ソリッドボディ
内部に中空が無く比重が大きいソリッドボディを採用。極端な例ですが「膨らませる前の風船」と「膨らませた風船」を投げる時、重さは同じですが比重の大きい「膨らませる前の風船」の方が遠くに飛びますよね?
3.キール
飛行姿勢を安定させてくれるキールの存在は大きいです。回転して失速する事が激減しているので安定した飛距離の実現に貢献しています。
この3つの要素のおかげでとにかく飛びます!投げたら驚くと思いますよ!
●フック
他社の同サイズのバイブの殆どがST-46の#10のところ、キールバイブ62はSP-MHの#7を標準装備しています。ランカーサイズとのファイト、強引にストラクチャーから離す、ランディング時などの負担が掛かるシチュエーションでも安心して対処できるのはとても心強いです。
同サイズのバイブレーションよりウエイトを詰め込み、大きめのフックを装着すると、アクションの調整が難しくなります。そのためキールバイブ62はキールバイブ75に比べボディの厚みを増し、水を掴みやすくしています。
そんな紆余曲折の結果、サイズダウンしてもしっかり飛ぶというコンセプト通りのアイテムが完成しました。
東京湾はもちろん、静岡県浜名湖、島根県宍道湖、青森県十三湖などスモールプラグが有効なフィールドでも力を発揮すると思います。また、それ以外のポイントでも「小さくて飛ぶ」というキールバイブ62が活躍するフィールドは多いはずです。
ベイトが小さい
魚は居るけど口を使わない
そんな時はキールバイブ62を試してみてください!