REPORT

鈴木斉プロファイリング Vol.15 Koumeブースターでランカー爆釣!

2012年も残りわずかになりましたが、皆さん年末の釣行予定は決まりましたか?
まだ決まっていないという関東の方にオススメなのは千葉県の内房〜南房エリアです。

この時期のシーバスは産卵前なので腹パンパンのコンディションの良いビッグなシーバスが狙えるのが最大の魅力です。
磯でデカイシーバスを狙うのもいいですが、手軽で安全な港内で手軽に楽しめる漁港回りをランガンして探って行くと面白い釣果が出ると思います。

オススメエリアは金谷から館山までの漁港。
常夜灯が付いておりベイトが多く集まっていればチャンスありです。

この時期のベイトは5〜10cmのトウゴロウ鰯と8cm程のヒイラギになります。
パターン的にトウゴロウ鰯の場合は、トップウォーターか9cmのミノーで狙いますが、ヒイラギの場合はボトムの釣りになるのでヘビーバイブレーションがメインになります。

この2つのパターンの見極めは、水面で鰯がバシャバシャしていれば即ミノーをキャスト、見えているベイトに動きが感じられない場合にはバイブレーションでボトムを狙います。先日も見えるベイト(鰯)には気配が無く、ボトムのヒイラギを捕食していました。

狙うポイントは潮通しの良い舟道と、水深に変化のある駆け上がり。
当日は水深8mの港内出入口付近をボトム中心で狙いましたが、これが見事にはまり68cm〜80cmの太くて綺麗なシーバスが連発ヒット!

水深が深く潮の流れもあったので、imaコウメ90ブースター(エクリプスチューン)が大活躍でした。
ボトムをしっかり確認してのリフト&フォールの釣りになるので、通常のコウメ90よりも重量のあるブースター(+3.5g)にバイトが集中した感じです。
潮が緩んだらノーマルで、潮が走ったらブースターと言った使い分けで釣果が伸ばせると思います。

釣れるコツは、確実にボトムに着底させてから、ルアーをロッドで煽るかリールで巻くかでリフトさせ、ラインを張ったままカーブフォールさせる。

バイトの多くはフォール中に出ます。
なので繊細なタックルがオススメです。

ルアーをボトムから約60cm〜1mまで上げ、ラインを張ったままボトムまでフォールさせる。基本はこの繰り返し。
状況によっては、ボトムをスローリトリーブしてもOKです。

年末年始、まだまだコンディションの良いシーバスが狙えるので、皆さんも千葉県の内房エリアから南房エリアに出向かれては如何でしょうか。

東京湾以外でも、餌釣りでヒイラギが釣れる場所があれば試してみてら面白いかもしれません。