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[テスターレポート]松本真吾Vol.23 フルフロウ120Fの完成度とは!

徳島の松本です。
先日、新作のフルフロウ120Fが届きました(⌒0⌒)/~~
ちょうど磯ヒラシーズンに先駆けての発売になります!

早速地元の地磯でテストに行ってきました!

目的はアクションやレンジ、バランスなどを確認する事。
これをしっかりやっておかないと、本番でルアーのポテンシャルを引き出せなかったり、迷いが出てしまいます。私の中でテストは非常に重要な作業です。

 

さて、フルフロウ120Fをキャストしてみると・・・

姿勢良くライナーで飛んでいきます!

向かい風や横風でもピンスポット撃ちがしやすい良いバランスです。

レンジは80センチ前後。

ナチュラルな波動でスムーズにリトリーブ出来ます。

 

 

そして数日後に地元の地磯で実戦投入です!

フルフロウはミドルレンジ攻略のルアーと聞いていたので、水深のある磯際やスリットの多いポイントを選択しました。

低気圧の影響で至るところにサラシが発生し、絶好のヒラスズキ日和です!

 

サラシの広がる磯際、スリットを重点的にランガンスタイルで狙い撃ちして行きます。

 

着水後のリトリーブでスゥ~と潮に馴染みナチュラルにウォブンロールで水深80センチ前後のレンジをキープします。

波打ち際も浮き上がる事もなく、足元まで正確にアプローチ出来ます。

複雑な潮流が入り乱れる自然界でベタ凪ぎと同じように泳いでくれるのが驚きでした!

私の知るミドルレンジを泳ぐルアーはブリブリと波動の強いものが多いのですが、フルフロウはティップに伝わる負荷も少なく、海中のさまざまなシグナルを感じ取る事が出来る。扱いやすいルアーです。

 

すると、少し沖目のスリットで小振りなヒラフッコがヒット!

フロントフックをがっつり食わえて飛び上がって来ました。

フルフロウは、一般的なミノーより少しフロントフックがヘッド寄りで、それはフィッシュイーターの大半が頭からベイトを捕食する理由かを考慮しての設計と思えます。

 

再び同じスリットで中型クラスがヒット!

しかし私のフッキングミスでバラシ!

でもフルフロウはちゃんと仕事をしてくれます!

 

沖目を一通り探った後に足元の根際周辺をチェックします。

ちょっとエグレた地形なので、足元まで正確にトレースできる性能が必要になってきます。

このポイントでフルフロウを試したいが為のポイント選択といえるほど、当日の私の大本命ポイントです。

 

磯際も正確にトレースが出来る!
と感心していると、結構スイムの姿勢が水平に近いのに気づきました!

泳ぐフルフロウをジックリ観察していた3投目!

 

黒い影が走りゴン!と重量感あるアタリ!

 

フッキングがばっちり決まると、シーバス特有のエラ洗いを連発!

 

波間に見えては隠れる魚体は明らかにデカイ!

 

ある程度ラインを出して足場を移動し有利な態勢をキープ。

 

再三の突っ込みを上手く交わし見事ランディング!

フルフロウが見事ランカーヒラスズキを導いてくれた瞬間でした(*^▽^)/★*☆♪

 

これから、磯ヒラシーズンも本番ですし、水温が下がるにつれミドルレンジ攻略のルアーが活躍する季節です。

皆さん、フルフロウの発売と共に是非磯ヒラゲームを楽しんでください!