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[テスターレポート]松本真吾Vol.5 イサキのバイブレーションパターン

徳島の松本です。
今回はイサキのバイブレーションパターンを紹介します。

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ルアーのターゲットとしては馴染みが薄いかもしれませんが、イサキは梅雨入り前後のこの時期に産卵期を迎え攻撃的になるため、一年で最もルアーに反応が良くなります。

イサキは群れを形成しベイトを求め回遊するので、数釣りのイメージが一般的ですが、大型サイズになると単独行動が多く、単発ですが思わぬ大物がヒットする事があります。

ポイントの前提は「潮通しの良い磯」。そこをベースに時期折々のベイトに合わせてポイントを絞り込んでいきます。
あらかじめにベイトを特定出来れば良いのですが、ヒットしたポイントから「その日のベイト」を推測する事も大切な事です。例えば、ボトム付近のスリットなら初夏特有の豆アジかな?などと、可能性を膨らませ答え合わせをしていきます。

オススメの時間帯は朝マズメ。夕マズメも狙えるのですが、日中に餌釣りの餌に付いてしまうと厄介な状況になるので、早朝に攻略するのが理想です。

私が使用するのはバイブレーション。
飛距離が出る、表層からボトムまで広く探れる、手返しが良いといった理由からです。
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狙い方は、先述した潮通しの良い磯で、表層からボトムまで一通り探り、サラシ周りやスリット、大岩などの潮のヨレなどの変化を手返し良く狙って行きます。バイブレーションのカラーバリエーションは多く準備し、ベイトをイミテーションした物はもちろん、光量、水色からカラー選択します。

今年は、新商品のキールバイブがイサキにどのくらいの反応があるか楽しみです。あの波動にはイサキもメロメロになるかも?
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