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[テスターレポート]松本真吾Vol.21 待ちに待った増水パターン

徳島の松本です!
渇水続きの四国地方にまとまった雨が降り、待ちに待った増水パターンです!

この日は、久々の増水で各河川は泥濁り状態。
しかし思ったよりも水位が上がらず、当日の夕方には中流域は笹濁り気味になっていました。

そんな状況で外洋の荒れと増水が重なると実績が高い中型河川の河口にフィールドテスターの長井氏と共にサーフからエントリー。

 

私は泥濁りの定番であるアイマ&エクリプスのサスケ裂波140SSPのシルクミラージュをチョイス。濁りで視界が遮られている魚に、波動と膨張色でアピールする狙いで先発です。

 

満潮から下げ始めると、橋の橋脚の下流に大きなヨレが発生。
このヨレの中で、「流されてくるベイト」を待ち伏せているヒラスズキを狙うのですが、ヨレへのアプローチ方法が結構重要です。

ヨレの中にルアーを着水させているアングラーを見掛けますが、これは非常にもったいないんです。魚が定位している所にルアーを直接着水させるので、魚を散らしてしまう事があるばかりか、ルアーが着水して水に馴染むまでに流されてポイントから離れてしまいます。

ヨレより上流にルアーを着水させて、水に馴染ませた状態でヨレに流し込むとヒット率は上がります。理想は、殆ど巻かない(自然に流す)でヨレに入る流れを見つけて、そこにルアーを乗せる事です。

 

そんなヨレに自然に流し込める流れを探すと、対岸側の流れの筋が良い感じです。その筋にルアーをキャストして自然に流していくとヨレに吸い込まれ、待ってましたと言わんばかりのヒットです。

ファーストヒットなので慎重に取り込んだのは良型のヒラスズキ。
渇水でしばらくヒットに恵まれてなかっただけに、嬉しさもひとしおです。

 

水位が下がるにつれ、濁りは薄くなり水色は笹濁り変化しつつあります。さらに満月がのぼり煌々と輝き始め状況が目まぐるしく変わっていきます。

ここで長井氏が上手くルアーをアジャストさせてキャッチ

 

ヒットルアーはアストレイア127Fハイビートのチャートパール!

 

ちょうどその頃から流れが加速すると同時に、沈み根が現れて複雑な流れを形成し始めました。

流れが複雑になるとルアーのコントロールが難しくなります。そんな時はアストレイア127Fハイビートを流れに乗せてただよわせるのが効果的!

アストレイア127Fハイビートは少ない力でもアクションするため、「漂わせる釣り」「巻かない釣り」「アップクロス」などラインテンションが少なくてもアピールしてくれるんです!

 

そんなパターンがばっちり決まり中型サイズが大半だったが、二人で連続ヒットです。

 

言うまでもなくお互いに砂ヒラゲームを堪能しました。

これから増水の度に、そして秋が深まるほどに砂ヒラゲームが面白くなります!

皆さんも是非、ヒラスズキのサーフゲーム(砂ヒラゲーム)を楽しんでみてください

Rod:SURF PLANNER103proto
Lure:ASTRAIA127F-HibeatSasukeSSP