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[テスターレポート]松本真吾Vol.4 四国東南部の春ヒラゲーム

徳島の松本真吾です。
私の住む四国東南部では例年、4月から5月にかけキビナゴが接岸しヒラスズキのハイシーズンを迎えるのですが、今年は水温の変動で食い渋りを見せていました。しかし、ここにきて黒潮暖流の影響で水温が上昇し、待ってましたと言わんばかりにハイシーズン到来となりました。

しかしながら、釣行日は波高が1.5メートルとヒラスズキには状況不足。その中でも唯一、波立ちが良くサラシが濃く残るシャローエリアを選択しました。

ヒラスズキの活性は低いと判断し、クリアーベースかつウォブリングの強いアストレイア127Fハイビートのミラージュベイトをチョイス。

サラシ不足の場合、無闇にキャストしない事が重要です。
低活性のヒラは数少ないサラシが広がるタイミングでしか口を使いません。サラシが薄い状態でルアーを見せても口を使わないばかりか警戒心を高めてしまう事に繋がります。

波が低い状況でも海を観察していると、定期的に大きな波が訪れるタイミングがあります。これをセットと言います。このセットが入るのを待ちキャストする事が重要です。

この日も時折押し寄せるセットに合わせ「ここぞ!」と思うピンスポットを狙い撃ち。すると、ドスンと良型がヒット!

闇雲にキャストせずルアーへのプレッシャーを考慮。そして「獲ってやったり感」満点のヒラスズキでした。

その後は小振りなヒラを追加!ポイント選択、ルアーチョイス、そしてアプローチと答え合わせがばっちり決まった釣行でした。