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[テスターレポート]松本真吾Vol.1 もうすぐ開幕ヒラゲーム

徳島の松本真吾です。
私の住む徳島界隈のヒラスズキの春のシーズナルパターンを簡単に解説したいと思います。

四国東南部では2月頃に産卵を終えたヒラスズキが体力回復のため、徐々にシャローに集まって来ます。
毎年、春一番が吹く頃に南の暖かい風の影響で海面の水温は急上昇。それに伴いベイトの行動が活発になりヒラスズキの活性がぐっと上がります!

例年は徐々に上向いていくのですが、昨年は春一番とカタクチイワシ、キビナゴの接岸が重なり、一気に開幕した印象に残る年でした。

すでに書いていますが、シーズンインの目安は「春一番」です!

その頃から稚鮎が活発に川を遡上し、磯ではキビナゴが産卵のため最もシャローに接岸するベストタイミングになります。

シーズン当初はアフターの個体が多く感じますが、初夏の兆しを感じる頃にはグッドコンディションの魅了するヒラスズキとなります。その頃からメインベイトが子サバやトウゴロイワシなど夏のベイトに変わります。

トウゴロイワシなどはシャローで群がる習性が強いベイトです。朝、夕マズメ時のゴールデンタイムにはベイトを追って中型クラスが群れを形成しゴロタ場を広く回遊し始めます。この時期には結構数釣りが楽しめます。

まもなくシーズンインを迎える四国東南部の魅力的なヒラスズキゲーム!
四国にお越しの際は是非釣行してみてください!