REPORT

[テスターレポート]松本真吾Vol.8 サーフの落ち鮎パターン

徳島の松本です。

四国東南部を流れる各河川も、落ち鮎シーズン終盤となりました。
落ち鮎パターンというと河川内のイメージが強いですが、川の規模が小さかったり、流程が短かったり、堰が河口から近い場所にある川などは、増水のタイミングで鮎が河口まで落ちてくるので河口のサーフで落ち鮎パターンが成立します。

先日、四国を通過した低気圧の影響で大雨が降り、太平洋側を流れる河川は結構な増水でした。この日は大、中規模河川は濁りがきつく、そんな小規模河川の河口にエントリー。

 

当然、流された落ち鮎をイメージしランドラゴ120Fの鮎カラーを先発!
周辺に点在する常夜灯の光量を活かすためにメッキ鮎をチョイスしました。

 

川の吐き出し口に立ち、流れの流心にキャスト。
ランドラゴ120Fをユラユラと漂わしながら上手く瀕死の落ち鮎をイメージさせます。

小、中型のヒラスズキは流心やその脇にポジショニングする事が多い。
しかし大型は効率良く捕食出来る完全なヨレに居着きます

そしてここがキモ!

ただルアーを通すのではなく、流れを利用して自然体でルアーをヨレへと流し込むことが重要。

狡猾で警戒心の高い大型は、リトリーブしてルアーを泳がせてしまうと見切る事が多いです。変にルアーを動かさず、流れに乗せて流し込む事で、ランカーは迷いなくバイトしてきます。

このランカーヒラスズキもその戦略がばっちり決まった一匹です。

20151214matsumoto01

この秋に発売したランドラゴ120Fのおかげで、私の砂ヒラゲームがより一層レベルアップしたのは言うまでもありません!

20151214matsumoto02

今、開発中の砂ヒラプロトロッドも仕上がりは上々です。
これからも、楽しい砂ヒラゲームをお伝えしていきます! 20151214matsumoto03