REPORT

【テスターレポート】松本真吾 vol.37 「3月の四国の磯ヒラ DAYGAME」

徳島の松本です。

 

3月に入り、日を増す事に肌寒さもうすれ、すっかり春めいてきた四国東南部。

 

そんな季節の進行に伴い、私がこよなく愛すヒラスズキが面白くなってきました。

そこで先日。釣友と共にデーゲームで磯ヒラ釣行に出掛けてきました。

 

当日は、低気圧の通過後と言う事もあり、南のウネリの影響で抜群のヒラスズキ状態。大潮の干潮に合わせ地磯にエントリーしました。

 

海上は思いの外北風が強く、キャストが少し困難な状況。まずはゼオ95Sを先発に選び実釣開始です。

青空いっぱいの中。真っ白に広がるサラシにルアーを狙い撃ちするこれぞ磯ヒラデーゲームの醍醐味です。

 

釣友とここぞ思うスポットをテンポ良くランガンし、好活性の個体にアプローチして行きます。

 

そんな中。釣友がヒット! しかし、ロッドが大きく弧を描くもバラシてしまう。

仕様ルアーは私と同じシンキングペンシルでのヒットのようだ。すると、穏やかな浅場に群れるベイトの群れ。目をこらすと至るところに確認できる。

 

先程まで強く吹いていた風も止み、上手くルアーをコントロールできるようになった。そこで、ルアーをドリフトペンシル90シャローにチェンジ、

 

カラーはクリアフィードを選択しました。

 

狙いは光量を考慮しクリアーベースにして流れのヨレに群れるナチュラルベイトを演出する作戦です。

 

直接狙い撃ちするのではなく、サラシの筋を輪切りするイメージで自然体にヨレへと流し込んで行きます。

 

狙いは的中。ルアーを巻かず沈み根へとドリフトさせた瞬間、銀ピカの魚体が海面を割って飛び出してきた! 

ワンテンポ遅れてティップにぐぐっと伝わるアタリ。ヒット!

 

エラ洗いを連発する魚体が眩しく光る。

最高の瞬間です。

 

再三の突っ込みを上手く交わし浅瀬に誘導。見事取り込んだのは良型のヒラスズキでした。

理想のスチュエーションで出会えたヒラスズキ!

 

結果は一匹でしたが、数じゃない、サイズじゃない、狙って釣った価値あるヒラスズキに満足感を覚えゲームセットとしました。